2020年1月11日土曜日

Heathrow Airport ヒースロー空港 撮影スポット -④エッソ ガソリンスタンド


今回でヒースロー空港の撮影スポット特集も4回目。前回までに南滑走路27L(第1回)及び北滑走路27R(第2,3回)に着陸侵入する飛行機の撮影スポットを紹介して来た。
今回のスポットは南滑走路27Lを離陸する機を撮る事ができる。

画像出典:Wikipedia

撮影の流れ


1. 離陸滑走中は見えない為、柵の下から突然上がってくる
 その為、Flightrader24等で位置を確認していた方が撮影し易い

2. 空港と撮影地の間には幹線道路が通っている為、
タワーを絡めた写真は自動車が高確率でフレーム中に入る


3.機体の側面を狙えるが、着陸装置は完全に上がっていない

4.やがて機体は西の空へ上がっていく

英国におけるエアバンドについて


英国では日本の様にエアバンドを聴取する事は認められていないが、撮影場所によってはマニアがエアバンドを聞いてる場面に出くわすことがある。よって無線機の使用は自己責任でお願いしたい。なので民間機を撮る場合、離陸のタイミングはFlightrader 24等に頼る事となる。


ここで撮れる作品


・管制塔と絡めた絵が魅力!


Canon 6D MkII, 150-600mm, 1/1000s, f5.6, ISO800

Canon 6D MkII, 150-600mm, 1/1000s, f5.6, ISO100

Canon 6D MkII, 150-600mm, 1/1000s, f5.0, ISO100


・国際空港ならでは多彩な機種を写真に納めよう!


Canon 6D MkII, 150-600mm, 1/1000s, f5.6, ISO1250

Canon 6D MkII, 150-600mm, 1/1000s, f6.3, ISO100


ヒースローは747天国


2019年時点でブリティッシュエアウェイズは旅客型のB747-400を35機保有しており、世界最大の保有数を誇る。その為、ヒースロー空港では旅客型の747を容易に撮る事ができる。

2020年1月某日の午前9時〜13時までに同スポットで確認されたB747を1機ずつ紹介する。
※MSN(Manufacturer Serial Number):製造番号


  機体番号:G-CIVY
  MSN:28853
  Line Number:1178
  機齢:21.3年 


  機体番号:G-CIVM
  MSN:28700
  Line Number:1116
  機齢:22.6年 


  機体番号:G-CIVJ
  MSN:25817
  Line Number:1102
  機齢:23.0年 


  機体番号:G-BYGF
  MSN:25824
  Line Number:1200
  機齢:20.9年


  機体番号:G-CIVX
  MSN:28852
  Line Number:1172
  機齢:21.4年 


  機体番号:G-CIVI
  MSN:25814
  Line Number:1079
  機齢:23.7年


  機体番号:G-CIVS
  MSN:28851
  Line Number:1148
  機齢:21.9年


  機体番号:G-CIVL
  MSN:27478
  Line Number:1108
  機齢:22.8年

まとめ


・滑走路27Lを離陸する飛行機を撮れる
・タワーとの絡みが撮れる
・昼順光
・焦点距離:170mm~200mm

アクセス


ターミナル5駅から徒歩約20分。
撮影スポット前は幹線道路なので路線バスが走っているが、近くにバス停が無く通過する。
エッソ石油のガソリンスタンドはコンビニエンスストアを併設しており、イートインコーナーやトイレが利用できる。寒い季節の撮影では屋内で食事ができるイートインコーナーが重宝される。


ターミナル5駅から撮影地まで


①地下駅から地上階に上がったらターミナルビルに入らず、南に向かう


②バスの発着プラットホームを右手に見ながら歩道を道なりに進む


③ターミナルから出たら南滑走路を離陸する機を眺めながら一路南へ向かう


④Southern Perimeter Rdと交差する環状交差点に出るので横断歩道を渡る


⑤Southern Perimeter Rdの南側歩道を東に向けて歩いていくとエッソブランドのガソリンスタンドが見える
ガソリンスタンドにはコンビニ、SUBWAYが併設されている為、温かい食事や飲み物を取る事ができ、比較的きれいな化粧室も利用できる


⑥ガソリンスタンドのお隣にある芝生が今回の撮影スポット
有名なスポットの為、他にも撮っている人を見かける事ができる


あとがき


如何だっただろうか、今回紹介したスポットは今まで紹介した撮影地とは異なり離陸機を撮る事が出来るのでまた違った絵を撮る事が出来る。また、これは私の私見であるが今から約15年前はB747はありふれた存在だった。当時はまさか、異国の地でわざわざ撮る事になろうとは想像も出来なかった。今回撮影したB747の全てが機齢20年を超えており、この国から旅客型747が完全に消えるのもそう遠く無い(2023年完全引退予定)。

(2020/10追記)BAに所属していたすべてのB747はCOVID-19による経営悪化を理由に前倒しで2020年10月8日をもって引退した

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