2019年12月21日土曜日

Heathrow Airport ヒースロー空港 撮影スポット -①ハットンクロス


イギリスの空港の中で最も発着便数が多く、欧州のハブ空港でもあるヒースロー空港。空港の南東に位置するハットンクロスは連日航空ファンで賑わっている。

青々とした芝とレンガ造りの家々を絡めた写真を撮る事が出来るこの場所はイギリスらしい飛行機写真を撮るにはピッタリな場所だ。

画像出典Wikipediaより

ヒースロー空港には南北に二つの滑走路がある(北:09L-27R、南:09R-27L)。滑走路固有の名称(A滑走路など)が存在しない為、便宜上ここでは北滑走路と南滑走路と呼称します。今回紹介するのは南滑走路の27L付近の撮影スポットを紹介します。

1: スポッティングポイント



スポッティングポイントと呼ばれるこの広場は滑走路27Lに着陸する機体を撮るにはもってこいの場所だ。芝は定期的に手入れをされており、ゴミ箱なども設置されている為、安心して撮影を行う事ができる。

また、この広場は約50m四方の広さがある為、様々なアングルでの撮影ができる。

撮影の流れ


英国式の集合住宅と飛行機を絡めた構図はこのスポットの名物ともいえる。ただし、個人宅の為プライベートには配慮した撮影を心がけよう

公園に隣接する集合住宅の裏を飛行

公園の目の前を手の届きそうな程の低空で横切る

A30道路を横切り滑走路27Lへ着陸する


ここで撮れる作品


(2020/10追記) BA所属のB747は2020年10月8日をもって全機退役してしまった為、LHAに飛来するB747の姿がもう見ることが出来ないのは非常に残念だ。

Canon 6D MkII, EF24-70mm, 1/1000s, f6.3, ISO200
公園の端から広角で集合住宅と飛行機を絡めた

Canon 6D MkII, EF24-70mm, 1/1000s, f6.3, ISO200
飛行機が低く降りてくれるので公園の芝と絡めた写真が撮れる

Canon 6D MkII, EF24-70mm, 1/1000s, f6.3, ISO200
人や車を入れることで被写体の大きさを際立たせることが出来る

Canon 6D MkII, EF24-70mm, 1/1000s, f6.3, ISO200
ブリティッシュエアウェイズ100周年記念塗装

Canon 6D MkII, EF24-70mm, 1/1000s, f6.3, ISO200
B777-300の全長がB747-400よりも長いことがよくわかる

Canon 6D MkII, EF24-70mm, 1/1000s, f6.3, ISO200

2: A30道路脇



ハットンクロス駅とスポッティングポイントの中間地点にあるA30道路の歩道は滑走路27Lに着陸する機体を正面から狙う事ができる。日本で言う所の千里土手に近いスポットだ。
A30道路は非常に交通量の多い道路なので、誤って自動車レーンに落ちないように気を付けよう。また、歩道は幅が狭い為、通行者の邪魔にならないように撮影を行う必要がある。


ここで撮れる作品


Canon 6D MkII, 150-600mm, 1/1000s, f6.3, ISO200

Canon 6D MkII, 150-600mm, 1/1000s, f6.3, ISO200
Canon 6D MkII, 150-600mm, 1/1000s, f6.3, ISO200

Canon 6D MkII, 150-600mm, 1/1000s, f6.3, ISO200


まとめ


・英国を象徴する建物や芝を絡めた写真が撮れる
・撮影の自由度が高く広角~望遠まで様々なアングルで撮れる
・地下鉄駅から近くアクセスし易い
・トイレ、駐車場無し

アクセス

ロンドン地下鉄のピカデリー線「ハットン・クロス駅」下車、徒歩8分

駅から撮影場所に行く道中にコンビニエンスストア併設のガソリンスタンドがある為、食事やトイレはここを利用すると便利だ。



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