2019年12月12日木曜日

RAF Lakenheath レイクンヒース空軍基地


レイクンヒース空軍基地はイングランド東部サフォークに存在するイギリス空軍の基地。しかし、展開している部隊はイギリス空軍ではなく、アメリカ空軍の第48戦闘航空団である。同基地は第二次世界大戦時に近隣に存在するミルデンホール基地をドイツ軍の空爆から守る為に設営したダミー基地が前身となっている。尚、スクラップクイーンが居たかどうかは確認されていない。時代は流れ冷戦期に突入するとソビエトの脅威に対抗する為、アメリカ空軍の基地として利用される様になり、現在に至る。



配属部隊


494戦闘飛行隊隊長機

第48戦闘航空団には3つの飛行隊が所属しており、その全てが現在F-15で構成されている。これらはF-35に順次置き換わる予定である。それぞれの飛行隊は垂直尾翼に塗られた色で識別する事ができる。

・492戦闘飛行隊 (F-15E):青色
・493戦闘飛行隊 (F-15C):黄色
・494戦闘飛行隊 (F-15E):赤色

飛行スケジュール


遠方から撮影にいく場合、最も気になるのがその日にフライトがあるかどうかだ。しかし、これは訓練スケジュールや天候などに依存する為、特定する事はだきない。ここでは一般的に飛行が行われる日時を紹介する。尚筆者は初めて訪問した際、フライトが無い事を知り痛い目をあった事があるので参考程度にして欲しい。

月曜日〜木曜日 9:00〜18:00


撮影時の注意事項


イギリスは飛行機の撮影に寛容な国であるが、下記の様な行為は絶対にしないで欲しい。お互いが良い関係を保てる様にご協力を強制致します。基地周辺はMPが巡回して居る為、怪しい行為は避けたほうがトラブルに巻き込まれずに済む。

制限区域内及び私有地への侵入
私道への車両の乗り入れ
フェンスの側での脚立の設置
交通の妨げになる様な場所での撮影
ゴミのポイ捨て

撮影スポット



当基地の滑走路は北東から南西に敷かれており、主な撮影スポットは主要道路であるA1065線が通っている北東(24エンド)に集中している。その中から最も有名な場所である'Viewing Area'を紹介する。

Viewing Area

アクセス



残念ながら2019年現在、Viewing Areaへの公共交通機関を使った行き方は存在しない。かつてはセットフォード(Thetford)発の路線バスが停車していたが、現在はバス停が撤去されている。(Googleマップ上ではまだ残って居るが)
幸いにも同ポイントは無料の駐車場がある為、自動車若しくは二輪車で来る事ができる。ただし、午後になると続々と航空ファン達が集まる為、駐車場に治りきらない事がある。また、黄色で示した道路は私道のため関係者以外の車両の侵入を禁止している。(撮影の為に徒歩で歩く事は可能)

正面が基地のゲート、右が私道

撮影タイミング


昼間は逆光

滑走路の北に位置するポイントの為、午前中は逆光、午後に順光
午前中は逆光だが、機体をシルエットにした写真を撮ることが出来る。

ここで撮れる作品例









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