2020年12月4日金曜日

滑走路への離発着を間近で見れる! | 百里基地 北門周辺



北門周辺では午後に滑走路から離着陸する機体を順光で撮影することが出来る

今回紹介する撮影場所は前回紹介した「第3北門」とは滑走路を挟んで反対側の飛行場北西エリアに位置する。こちらも百里基地では人気の撮影地で、連日多くのカメラマンで賑わっている。




撮影ポジション


北門から基地全体を望む


撮影ポジションは大きく分けて2パターンあり、北門前と手前にある空き地になる。北門前は滑走路間近に位置するので非常に迫力があるシーンが撮れるが、スペースが限られている為、混雑時は直ぐに埋まってしまう。空き地付近は滑走路面は樹木に遮られて見えないもののR/W03L/Rを離陸した機体を撮ることが出来る。

筆者はまだ撮影に成功していないが、二機が同時に離陸し左右にスプレットアウトするTACディパーチャーを狙って訪れる人もいる。


撮影の流れ


二本ある滑走路のどちらを利用するかでレンズの焦点距離が大きく異なる為、ズームレンズを利用するか、2台のカメラを滑走路によって使い分けるのが望ましい。


離陸


アーミングエリア


北門前は空港全体が見える為、機体が格納庫前の駐機場から滑走路の手前のアーミングエリアに移動し離陸前チェックを行う流れを見ることが出来る。地上のメカニックが外部点検とミサイル等の安全ピンを抜く作業を行うと機体は滑走路にラインアップする。


R/W21Lにラインアップ中のF-2

着陸



北門は西側滑走路に近い為、R/W21R利用時には迫力の着陸シーンが撮影できる。



ここで撮れる作品


メインギアが接地した瞬間

R/W21Lを離陸するF-2

R/W21RにアプローチするスカイマークのB737-800


まとめ


  • 午前逆光、午後順光
  • 焦点距離300mm~(西側滑走路)、600mm~(東側滑走路)
  • 脚立(3段以上)が必要
  • 徒歩(1.5km)圏内にトイレ、コンビニ無し


アクセス


県道360号線から分岐した脇道上にある




百里基地ガイド



あとがき


前回紹介した「第3北門」が午前順光の人気スポットであるのと同様に今回紹介した「北門」は午後順光のスポットであると言えよう。その為、12:00~12:30のサイレントタイムになると飛行場の東側で撮っていたカメラマンらが一斉に飛行場の西側に移動する俗にいう「大移動」が発生する。


次回投稿予定日


2020年12月11日(金)



参考文献


  • 「全国空港ウォッチングガイド」出版社:イカロス出版、ISBN978-4-8022-0192-6



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