ソラムナード羽田は南風・新ルート運用でB滑走路(R/W22)を離陸する飛行機を撮影できる
前回紹介した羽田イノベーションシティと同じく、天空橋駅周辺の再開発で誕生した撮影スポットが「ソラムナード羽田緑地」だ。イノベーションシティよりも東側に位置している為、B滑走路(R/W22)を離陸する機体を正面から撮影できるスポットだ。
羽田イノベーションシティについては過去記事を参照↓
ソラムナード羽田は大田区が2010年に国土交通省や東京都などと策定した「羽田空港跡地まちづくり推進計画」の一環として2020年4月に全面開園した公園だ。多摩川沿いに広がった約1.1kmの敷地を誇る。
因みに公園の名前の由来はフランス語で散歩を意味する「プロムナード」と日本語の「空」を融合させた造語で、2018年7月に公募で選ばれた名前だ。
公園自体が多摩川の土手を兼ねている為、風が強く冬場は特に寒いので撮影でお越しの際は防寒着の用意をお勧めする。
ソラムナード羽田 エントランス |
展望台 屋根付きのベンチが設置されている |
撮影の手引き
B滑走路端(R/W04)に位置している為、イノベーションシティと同様に「南風・新ルート運用」が撮影にベストなタイミングとなっている。しかし、この撮影地はイノベーションシティと比べ低い位置にある為、空港を囲むフェンスや照明柱に注意して撮影する必要がある。
・A滑走路着陸
A滑走路に着陸するJAL機とB滑走路上で離陸待機をするANA機 |
イノベーションシティと同様、撮影スポットからA滑走路までは約1,700mある為、望遠レンズを使用すればB777やB787、A350等の大型機を撮る事が出来る。また、B滑走路上で離陸待機する飛行機を入れた写真も撮る事が出来る。
・C滑走路着陸
B滑走路を離陸するANAのB787とC滑走路に着陸するB767 |
こちらも同様に、撮影スポットからC滑走路末端までの距離は約3,360mある為、着陸機を肉眼で確認することはできるが、撮影にはあまり向いていない。
・B滑走路離陸
この撮影スポットの目玉はB滑走路(R/W22)を離陸する機体を正面から撮影出来ることだ。望遠レンズを利用すれば以前紹介した伊丹空港にある猪名川土手の様な迫力ある離陸シーンを撮影できる。
アクセス
専用駐車場はないが、羽田イノベーションシティの東駐車場から徒歩圏内に位置している為、自家用車でもアクセスが容易だ。
《公共交通機関》
- 京浜急行電鉄 空港線、東京モノレール「天空橋駅」下車、徒歩15分
- 京浜急行電鉄 空港線、東京モノレール「羽田空港第3ターミナル駅」下車、徒歩20分
《自家用車》
専用駐車場なし
羽田イノベーションシティ若しくは羽田空港第3ターミナルの有料駐車場を利用可能
まとめ
- ベストタイミング:南風運用(15:00~19:00)
- 焦点距離:600mm~
- 駐車場:なし
- トイレ:あり
- コンビニ:なし
あとがき
2回連続で羽田空港の新撮影スポットを紹介してきました。昨年から都心上空を飛ぶ新ルート運用が始まり、羽田空港周辺の撮影スポットも更に増えるのではないかと筆者は期待しています。
次回投稿予定日
2021年2月26日(金)
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