羽田空港第2ターミナルの展望デッキは第2ターミナルを発着するANA系列の飛行機やC滑走路を離発着する機体を間近で見る事が出来る
最も簡単に飛行機を撮る事が出来る場所はやはり空港の展望デッキだ。羽田空港には3つのターミナルすべてに展望デッキがあり、観光客や航空ファンでにぎわっている。因みに日本では殆どの空港に展望デッキが設けられているが、海外の空港では防犯上の観点からその数を減らしている。
緊急事態宣言下の第2ターミナル出発階 カウンタが一部休止中の為、奇妙なほどの静寂に包まれている |
羽田空港第2ターミナルは中央が吹き抜けとなった地下1F~5Fまでの6層構造になっている。展望デッキは地上5Fにあり、中央のエレベータを用いればどのフロアからもアクセスが可能だ。
展望デッキは北側と南側に分かれており、中央に「FLIGHT DECK TOKYO」と呼ばれる屋内展望スペースがある。この展望スペースはカフェも併設されており、撮影の合間や飛行機の出発時間を待つ間に飛行機を眺めて過ごすことができる。
FLIGHT DECK TOKYO |
展望デッキ(北側) |
撮影の手引き
展望デッキは東側を向いている為、午前中は逆光、午後から順光となる。また、早朝に撮影を行えば朝日に照らされながら離陸する飛行機を写真に収める事が出来る。
1. 駐機場のワンシーンを切り取ろう
第2ターミナルは上から見ると凹の様な形をしている為、スポットに駐機している飛行機を撮りやすい環境にある。飛行前点検や荷物の搬入、プッシュバック、タキシングといった一連の流れを見る事が出来る。
2. ランドマークを入れた写真に挑戦しよう
第2ターミナル展望デッキのセールスポイントは何と言っても「東京スカイツリー」や「東京湾ゲートブリッジ」といった都心のランドマークを入れた写真を撮る事が出来る事だ。2015年までは夏季の季節になると展望デッキから東京湾大華火祭の花火も見る事が出来た。
・東京スカイツリー
・東京湾ゲートブリッジ
3. ワンポイントアドバイス
・エプロン照明灯のフレームインに注意!
飛行機は鉄道の様にレールの上を飛ぶわけではないので、エプロン灯のフレームインを防ぐ事は出来ない。なので、自分の気に入った構図に飛行機が入ってくれる事を祈ることも多々ある。
・ワイヤフェンスの間隔に合わせたレンズ選びを!
第2ターミナル展望デッキはワイヤ式のフェンスを採用している為、通常の金網と比べ自由が利く分、撮影に向いている。しかし、大口径のレンズを利用する場合は視界の中にワイヤが入ってしまっていないか注意が必要となる。
開館時間
6:30~22:00
まとめ
- 午後順光
- 焦点距離(C滑走路離陸機):400mm~
- 有料駐車場:あり
- トイレ:あり
- 飲食店:あり
あとがき
筆者が羽田空港を利用する際は必ず展望デッキに行って自分が搭乗する飛行機を眺める様にしている。特別な理由は無いが、自分がこれから乗る機材の来歴を知る事ができれば何気ない日常のフライトでも楽しさが増します。
次回投稿予定日
2021年3月12日(金)
「羽田空港 第1ターミナル 展望デッキ」
0 件のコメント:
コメントを投稿