因みにこのカナーヴォン城は映画「天空の城ラピュタ」においてヒロインであるシータが軍によって囚われの身になったティディス要塞のモデルと言われている。
アクセス
ウェールズの北西に位置するカナーヴォンの街には定期列車が走っていない為、ロンドンからの特急列車も停車するバンガー駅から路線バスで移動するルートが便利だ。バンガー駅のバス停から5,5C,X5系統のいずれかに乗車し、カナーヴォンで下車する。乗車時間は約30分。
開館時間
3月1日〜6月30日
9:30-17:00
7月1日〜8月31日
9:30-18:00
9月1日〜10月31日
9:30-17:00
11月1日〜2月29日
10:00-16:00 (月曜日〜土曜日)
11:00-16:00 (日曜日)
12月24日〜26日、1月1日は閉館
11:00-16:00 (日曜日)
12月24日〜26日、1月1日は閉館
※最終入場は閉館時間の30分前
入場料
2019年度(2019年4月〜2020年3月)
大人:£9.90学生:£6.00
シニア(65+):£8.00
2020年度(2020年4月〜2021年3月)
大人:£10.40
学生:£6.30
シニア(65+):£8.40
学生:£6.30
シニア(65+):£8.40
カナーヴォン城
立地
城の西側に位置するメナイ海峡 |
この城は三方を海、川、街に囲まれており、地の利を活かした立地となっている。守りが弱い街側は城壁によって外周を囲んでおり、完全な城塞都市となっている。この構造は東ローマ帝国(ビザンツ帝国)の首都コンスタンティノープルを参考にしている。コンスタンティノープルは1453年にオスマン帝国のメフメト2世によって陥落されるまで鉄壁の城塞都市して数々の侵略者からの攻撃を跳ね除けて来た。
南側はセイオント川が通る |
市街地を囲む様に城壁が建設された |
構造
城門、城壁及び塔には等間隔で射手の為の狭間(銃眼)が設けられている。日本の城では正方形や正三角形の形状が一般的だが、欧州では縦長若しくは横長の物が一般的だ。前者が弓兵用、後者はクロスボウ兵用であるが用途はほぼ同じだ。
イーグルタワー
天空の城ラピュタとカナーヴォン城
冒頭で語った様にカナーヴォン城は映画「天空の城ラピュタ」に登場するティディス要塞のモデルとなっている。劇中の要塞は中世の城に不釣り合いな近代的な要塞砲を備えた特徴的な外観をしているが、実際の城は対称的に中世の面影が残った古城である。では、劇中の何処にこの城の面影を見る事が出来るか紹介する。
①パズーが囚われた独房の窓
②シータが囚われた部屋の窓
③ロボット兵によって切断された橋
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