2020年5月8日金曜日

世界旅紀行 イタリア Venezia ヴェネツィア


イタリアに行ったら一度は必ず訪れたい街である水上都市ヴェネツィアは個性的な街が多いイタリアの中でも一際異彩を放っている。かつて地中海貿易によって栄華を極め、「アドリア海の女王」と呼ばれたこの町は今尚世界中の観光客を魅了している。

イタリア編 第3回 ヴェローナはここをクリック

アクセス



陸路でヴェネツィアに上陸する場合、鉄道道路併用橋であるリベルタ橋を渡る必要がある。鉄道と自動車用道路が伸びているのは島の入り口のみで島内の移動は島中に張り巡らされた運河を利用した水運か徒歩での移動となる。中央駅はサンタ・ルチア駅で高速列車や国際列車はこの駅を利用する。

オーストリア国鉄のレールジェット
ローマ発トリエステ行の寝台列車


ヴェネツィアの歩き方



ヴェネツィア本島は島の中央を大運河(カナル・グランデ)が南北に隔てている。鉄道駅は島の西側に位置し、町の中心であるサン・マルコ広場は駅から2.5kmほど東に位置している。大運河は水上バス(ヴァポレット)が頻繁に行きかっているので、目的地付近の桟橋までの利用が便利だ。



ヴァポレットに乗って大運河を巡る



ヴァポレットには鉄道やバスのような路線があり、各駅停車な路線もあれば有名観光地を結ぶ速達路線も存在する。もし、時間に余裕があるのであれば各駅停車である1系統の乗船をお勧めする。大運河をゆっくり移動するため船上からの眺めを堪能することが出来る。

運航会社のACTV社による運行情報 (他サイトに飛びます)

自然史博物館 (左)
カ・ペーザロ(中央左)は行政官の館
魚市場
リアルト橋
パラッツォ・バルビ宮殿(左)
アカデミア橋
S.M.デッラ・サルーテ教会(左)
プンタ・デッラ・ドガーナ (中世の税関)
大運河を抜けるとサン・マルコ運河に出る
ドゥカーレ宮殿
スキアヴォーニ海岸
溜息の橋
サン・マルコ広場

あとがき



ヴェネツィアのホテル事情について、一度行ったことがある方なら既にご承知の事と思われるが、ヴェネツィア本島のホテルは一般的に「(部屋が)狭くて(値段が)高い」と言わざる終えない。島の上の限られた土地に建つため、高級ホテルにあってもこじんまりとした佇まいの事が多い。週末遊びに来るイタリア人はイタリア本土にあるホテルを利用する事も多い。


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